朝起きたときの腰痛の正体 |京都市伏見区・醍醐のだいご接骨院
「朝、布団から起き上がる瞬間が一番つらい」
「しばらく動いているとマシになる」
「夜は平気なのに、朝だけ腰が痛い」
このような “朝限定の腰痛” に悩む方はとても多いです。
実はこの腰痛、
👉 筋肉が硬いから
👉 年齢のせい
だけでは説明できません。
この記事では
- 朝起きたときに腰が痛くなる本当の理由
- なぜ動くと楽になるのか
- 朝の腰痛を繰り返さないための考え方
を、接骨院の現場目線でわかりやすく解説します。
朝の腰痛の正体は「寝ている間の体の状態」にある
結論から言うと、
朝起きたときの腰痛の多くは
👉 寝ている間に“腰に負担が集中した状態”が続いた結果 です。
日中の腰痛とは、原因が少し違います。
なぜ朝起きると腰が痛いのか?主な3つの理由
① 寝ている間に血流が低下し、筋肉・関節が固まる
睡眠中は長時間、同じ姿勢が続きます。
すると
- 腰まわりの血流が低下
- 筋肉や関節の動きが悪くなる
- 起きた瞬間の「動き出し」で痛みが出る
特に
✔ 冷えやすい人
✔ 冬場
✔ エアコンの効いた部屋
では、この影響が強くなります。
② 寝返りが少なく、腰だけで支え続けている
本来、睡眠中は自然に寝返りを打つことで
体への負担を分散しています。
しかし
- 寝返りが少ない
- 寝返りのたびに腰が痛い
- 柔らかすぎ・硬すぎる寝具
このような状態だと、
腰だけがクッション役をさせられ続ける ことになります。
これが、朝の痛みの大きな原因です。
③ 呼吸が浅く、体幹が働かないまま寝ている
意外に見落とされがちなのが 呼吸 です。
- 横隔膜がうまく動かない
- 呼吸が浅い
- お腹・体幹がリラックスできない
この状態では
👉 寝ている間も腰の筋肉が緊張したまま
になり、朝の腰痛につながります。
なぜ「動いていると楽になる」のか?
朝は痛いのに、
- 歩く
- 身支度をする
- 少し時間が経つ
と楽になる方が多いです。
これは
✔ 血流が回復する
✔ 関節が動き始める
✔ 筋肉の緊張が取れてくる
からです。
つまり、
👉 朝の腰痛は「壊れている」というより「固まっている」状態
であることが多いのです。
朝の腰痛が慢性化しやすい人の特徴
次に当てはまる方は要注意です。
✔ 寝起きに腰を丸めて起き上がる
✔ 日中は座りっぱなし
✔ 反り腰・猫背がある
✔ 股関節が硬い
✔ 呼吸が浅いと言われたことがある
これらが重なると
朝の腰痛 → 日中の腰痛 → 慢性腰痛
へと進行しやすくなります。
朝起きたときの腰痛を軽減するために大切な考え方
① 「朝の動き出し」を雑にしない
痛いからと勢いよく起きると、
腰への負担が一気にかかります。
✔ 一度横向きになる
✔ 腕で体を支えながら起きる
✔ 腰だけで起き上がらない
これだけでも、朝の痛みは軽減します。
② 寝る前の状態が、朝の腰を決める
朝の腰痛は
前日の夜〜寝る前の過ごし方の影響が大きい です。
- スマホを見ながら猫背
- 呼吸が浅いまま就寝
- 体が冷えた状態で寝る
これらは、翌朝の腰痛を強くします。
③ ストレッチより「体の使い方」を見直す
朝の腰痛がある方は
「腰を伸ばすストレッチ」だけでは不十分なことが多いです。
本当に必要なのは
- 股関節が使えているか
- 呼吸で体幹が働いているか
- 寝返りしやすい体か
という 体全体のバランス です。
だいご接骨院が考える「朝の腰痛」へのアプローチ
だいご接骨院では
「朝痛い=年齢のせい」では終わらせません。
当院で重視していること
- 姿勢・寝返り・起き上がり動作のチェック
- 股関節・骨盤・背骨の連動改善
- 呼吸を使った体幹の再教育
- 朝の動きがラクになる体づくり
「朝が一番つらい」
そんな方ほど、改善を実感されるケースが多いです。
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