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腰痛と呼吸の浅さ|京都市伏見区・醍醐のだいご接骨院

はじめに

「深呼吸がしづらい」「常に胸で浅く呼吸している気がする」

そんな方は、腰痛が出やすい体になっているかもしれません。

一見関係がなさそうに見える“呼吸”ですが、実は腰の安定性や筋肉の働きと深く関わっています。

この記事では、呼吸の浅さが腰痛を引き起こす理由と、改善のためのポイントを解説します。

呼吸と腰の関係とは?

呼吸をするときに働く「横隔膜(おうかくまく)」という筋肉は、胸とお腹の間にあり、息を吸ったり吐いたりするたびに上下に動きます。

この横隔膜は、腹横筋・多裂筋・骨盤底筋と連動して“体幹(コア)”を安定させています。

つまり、呼吸が浅くなるとこの連動が崩れ、体幹が不安定になり、腰に負担がかかりやすくなるのです。

呼吸が浅くなる主な原因

  1. 猫背・反り腰などの姿勢の乱れ
     前かがみ姿勢では胸郭(肋骨まわり)が動かず、横隔膜の動きが制限されます。
     また、反り腰ではお腹が前に突き出て、呼吸筋がうまく使えなくなります。
  2. ストレスや緊張
     精神的ストレスが続くと交感神経が優位になり、呼吸が浅く速くなります。
     この状態では筋肉が常に緊張し、腰のこわばりが生じやすくなります。
  3. 口呼吸や胸式呼吸のクセ
     胸で浅く呼吸するクセがつくと、腹圧(お腹の中の圧力)が保てず、腰椎が不安定になります。

呼吸が浅い人に多い腰痛の特徴

  • 常に腰が重だるい
  • 座っていると腰が痛くなる
  • 深呼吸をすると背中や腰が張る
  • 痛みが左右どちらかに偏っている
  • マッサージをしてもすぐに戻る

これらの症状がある方は、「呼吸の浅さ」から腰痛が始まっている可能性があります。

腰痛改善に効果的な呼吸法

① 背中を広げる呼吸(胸郭呼吸)

  1. 仰向けで膝を立て、リラックス。
  2. 鼻から息を吸い、背中が床に広がるイメージで呼吸します。
  3. 口からゆっくり吐きながら、お腹を軽く引き込むように。

👉 ポイント:お腹を膨らませるのではなく、背中と肋骨を広げる感覚を意識。

② 吐く呼吸で腰を安定させる

  1. 椅子に座って姿勢を整える。
  2. 鼻から吸い、口から「フーッ」と長く吐く。
  3. 吐くときにお腹を少しへこませ、体の中心を感じる。

👉 ポイント:吐くときに腰を反らせず、お腹の奥の筋肉(腹横筋)を使うイメージで。

呼吸を整えることで得られる効果

  • 体幹が安定し、腰への負担が軽くなる
  • 血流が良くなり、筋肉のこりが和らぐ
  • 自律神経が整い、リラックスできる
  • 姿勢が自然と整う

呼吸を整えることは、腰痛改善だけでなく、全身の健康改善にもつながるのです。

当院のアプローチ

だいご接骨院では、筋肉治療とともに「呼吸の改善」にも力を入れています。

腰痛の根本的な原因として、姿勢や筋肉の硬さだけでなく、呼吸パターンの乱れを評価し、施術+トレーニングで整えていきます。

「深呼吸がしづらい」「腰がすぐ張る」「姿勢が崩れやすい」

そんな方は、一度呼吸の状態をチェックしてみましょう。

まとめ

  • 呼吸が浅いと体幹が不安定になり、腰痛を引き起こす
  • 猫背・ストレス・胸式呼吸が呼吸の浅さの原因
  • 背中を広げる呼吸・吐く呼吸で腰を支える筋肉を活性化
  • 呼吸を整えることで、姿勢も自然と安定する

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だいご接骨院

〒601-1354

京都市伏見区醍醐構口町25-8

TEL:075-571-5510

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