腰痛と安静神話の誤解|京都市伏見区・醍醐のだいご接骨院
はじめに
「腰が痛いときは安静にしていれば良くなる」
多くの方がそう思っていませんか?
しかし近年の研究や臨床経験から、腰痛=安静が最善という考え方は誤解だと分かっています。
むしろ、過度な安静は回復を遅らせ、腰痛を慢性化させてしまう危険もあるのです。
今回は「腰痛と安静神話の誤解」について分かりやすく解説します。
「安静神話」とは?
かつては「腰が痛いときは動かず安静にしていれば治る」と言われてきました。
特にぎっくり腰(急性腰痛)の場合、安静が基本と考えられていました。
しかし、医学の進歩とともに、安静にしすぎると回復が遅れることが明らかになっています。
過度な安静がもたらすデメリット
- 筋力低下
動かないことで腰を支える筋肉が弱り、痛みが長引きやすくなります。 - 血流の悪化
安静にしていると血液の循環が滞り、筋肉のこわばりや疲労物質の蓄積が進みます。 - 関節の柔軟性低下
動かさないことで腰や骨盤周りの関節が硬くなり、再び動き出すときに痛みを感じやすくなります。 - 不安や恐怖心の増大
「腰を動かすと悪化するのでは」と思い込むことで、痛みに対する恐怖が強まり、慢性腰痛に移行することがあります。
腰痛時に大切なのは「適度な活動」
腰痛があるときも、完全な安静ではなく無理のない範囲で動くことが推奨されています。
具体的な工夫
- 軽い歩行やストレッチを取り入れる
- 姿勢をこまめに変える(長時間同じ体勢を避ける)
- 呼吸を使った体幹トレーニングで腰を安定させる
👉 痛みが強い場合は無理をせず、徐々に活動量を増やすのがポイントです。
例外的に安静が必要なケース
ただし、全ての腰痛で「動いた方が良い」というわけではありません。
- 発熱やしびれ、歩行障害を伴う場合
- 外傷や感染、骨折の疑いがある場合
このようなケースでは、安静や医療機関での精査が必要になります。
当院のアプローチ
だいご接骨院では、腰痛がある方に「安静にしましょう」だけで終わることはありません。
- 姿勢や骨盤の調整
- 筋肉の緊張を和らげる施術
- 呼吸改善を使った体幹トレーニング
- 日常生活での動き方の指導
を組み合わせ、腰を守りながら動ける体づくりをサポートしています。
「腰が痛くてどう動いたらいいか分からない」
「安静にしてきたけど良くならない」
という方はぜひご相談ください。
まとめ
- 腰痛=安静という「安静神話」は誤解
- 過度な安静は筋力低下・血流悪化・慢性化を招く
- 適度に動くことが回復と予防につながる
- 不安な場合は専門家のアドバイスを受けながら取り組むのが安心
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