荷物を持ち上げるときの腰の使い方 |京都市伏見区・醍醐のだいご接骨院
「重い物を持った瞬間に腰がギクッとなった」
「中腰で荷物を持ち上げたら腰を痛めた」
「何気ない動作なのに、なぜか腰がやられる」
このような経験はありませんか?
実は ぎっくり腰や慢性腰痛の多くは「荷物の持ち上げ方」 が原因です。
しかも問題なのは「重さ」よりも 腰の使い方 にあります。
この記事では
- 腰を痛めやすい持ち上げ動作の共通点
- 腰に負担をかけない正しい使い方
- ぎっくり腰を防ぐためのポイント
を、接骨院の現場目線でわかりやすく解説します。
なぜ荷物を持つと腰を痛めやすいのか?
結論から言うと、
👉 「腰で持ち上げようとする」から です。
本来、荷物を持ち上げる動作は
脚・股関節・体幹 を使う動作ですが、
多くの人が無意識に「腰」を主役にしてしまっています。
その結果、
- 腰の筋肉に一気に負荷が集中
- 椎間関節・椎間板に強いストレス
- ぎっくり腰・慢性腰痛につながる
という流れが起こります。
腰を痛めやすいNGな持ち上げ方
① 中腰のまま荷物を持つ
一番多いのがこのパターンです。
- 膝を伸ばしたまま
- 腰だけを曲げて
- 荷物を引き寄せる
この姿勢は、腰に最も負担がかかる形です。
② 荷物を体から離したまま持つ
荷物が体から離れるほど、
腰にかかる負担は 何倍にも増加 します。
特に
- 前かがみ
- 片手で持つ
- ひねりながら持つ
これらが重なると、ぎっくり腰のリスクは急上昇します。
③ 息を止めて一気に持ち上げる
「よいしょ!」と息を止めると、
体幹がうまく働かず、腰の筋肉が代わりに頑張ってしまいます。
腰を守る正しい荷物の持ち上げ方【基本】
✅ ポイント①:まず荷物に近づく
荷物は 体にできるだけ近づける のが基本です。
距離が近いほど、腰の負担は軽くなります。
✅ ポイント②:腰ではなく「股関節と膝」を使う
腰を曲げるのではなく、
- お尻を後ろに引く
- 膝を軽く曲げる
- 背中は丸めすぎず自然に
これは スクワットに近い動き です。
✅ ポイント③:お腹を軽く張って、息を止めない
持ち上げる前に
- 鼻から軽く吸う
- 口からゆっくり吐きながら持ち上げる
こうすることで体幹が働き、
腰だけに負担が集中するのを防げます。
✅ ポイント④:ひねらず、正面を向いて動く
持ち上げた直後に体をひねるのは非常に危険です。
方向転換は
一度立ち上がってから、足ごと向きを変える
これが鉄則です。
それでも腰が痛くなる人の共通点
正しい持ち方を意識しても痛くなる場合、
次のような問題が隠れていることが多いです。
✔ 股関節が硬い
✔ 反り腰・猫背が強い
✔ 呼吸が浅い
✔ 体幹がうまく使えていない
✔ 日常的に腰だけで動くクセがある
この状態では、
「正しい動作をしようとしても、体がついてこない」
ということが起こります。
荷物を持つ前にできる簡単セルフチェック
- しゃがむと踵が浮く
- お尻を後ろに引くとバランスが崩れる
- 太もも・股関節が突っ張る
- 腰がすぐ疲れる
1つでも当てはまれば、
腰に負担が集中しやすい状態です。
だいご接骨院が考える「持ち上げ動作と腰痛」
だいご接骨院では、
腰だけを治療することはしません。
当院のアプローチ
- 姿勢・重心・動作のチェック
- 股関節・体幹・呼吸の調整
- 実際の持ち上げ動作を想定した指導
- ぎっくり腰を繰り返さない体づくり
「気をつけているのに腰を痛める」
そんな方ほど、身体の使い方を見直す必要があります。
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