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腰痛は遺伝するのか?|京都市伏見区・醍醐のだいご接骨院

はじめに

「親も腰痛持ちだから、自分も仕方ない」

「家族みんな腰が弱い体質なんです」

このように、“腰痛=遺伝”と思っている方は多いかもしれません。

実際に、遺伝的な影響はゼロではありませんが、腰痛の多くは生活習慣や身体の使い方によって起こるものです。

この記事では、腰痛と遺伝の関係、そして「遺伝ではなく自分で変えられる部分」について解説します。

腰痛はどこまで遺伝するのか?

1. 骨格や体型の“傾向”は遺伝する

親から子へ遺伝するのは、「腰痛そのもの」ではなく、

骨格・姿勢・筋肉のつき方などの“体質”の傾向です。

たとえば、

  • 猫背になりやすい
  • 骨盤が前に傾きやすい(反り腰)
  • 筋肉量が少なく、支える力が弱い
    といった特徴が遺伝することで、腰痛を起こしやすい環境が整ってしまうのです。

つまり、遺伝するのは“腰痛になりやすい条件”であり、腰痛という結果そのものではないということです。

2. 腰痛そのものは「生活習慣」で作られる

腰痛の約8割以上は「非特異的腰痛」といって、

レントゲンやMRIで明確な異常が見つからないものです。

これらは、

  • 長時間の座り姿勢
  • 運動不足
  • ストレスや睡眠不足
  • 呼吸の浅さによる体幹の弱化
    といった“日常の積み重ね”によって起こるケースがほとんどです。

遺伝ではなく、日々の姿勢・動き・考え方のクセが腰痛を作り出しているのです。

「家族全員腰が悪い」理由は生活習慣の共通点にあり

家族で同じような腰痛を抱える理由の多くは、生活リズムや姿勢の習慣が似ているからです。

  • ソファで長時間テレビを観る
  • 車移動が多く歩かない
  • 食生活が偏りがち
  • 運動よりもデスクワーク中心
    このような“家庭内のライフスタイル”が共通していることで、
    自然と腰痛を発症しやすくなるのです。

遺伝よりも重要なのは「使い方の遺伝」

実は、親の動き方や姿勢のクセを、子どもが無意識にマネしていることも多いです。

  • 立つときに片足重心になる
  • 椅子に浅く座る
  • 前かがみで家事をする

こうした“使い方のクセ”こそ、腰痛を招く「真の遺伝」です。

でも、この“使い方”は意識とトレーニングで変えられる部分。

つまり、「腰痛体質」は努力次第で十分変えられるということです。

腰痛を予防するための3つのポイント

  1. 姿勢を整える
     骨盤を立てて座る、立つときは左右均等に体重をかける。
  2. 呼吸で体幹を安定させる
     息を「長く吐く」ことで腹圧が高まり、腰を守るインナーマッスルが働きます。
  3. 適度な運動習慣をつける
     ウォーキングやストレッチで血流を良くし、筋肉の柔軟性を保ちましょう。

当院の考え方

だいご接骨院では、「体質だから仕方ない」と諦めている方にこそ、

“変わる体”を実感してもらえる施術を行っています。

  • 骨格と筋肉のバランスを整える
  • 呼吸・体幹トレーニングで再発予防
  • 自宅でできる姿勢・動作指導

「腰痛が遺伝だと思って諦めていた」という方が、

“正しい使い方”を身につけて、痛みのない体に変わっていく事例も多くあります。

まとめ

  • 腰痛は「遺伝」ではなく「体の使い方」で起こることが多い
  • 家族で共通しているのは“生活習慣”や“姿勢のクセ”
  • 意識とトレーニングで腰痛体質は変えられる
  • 当院では骨格・呼吸・体幹の3つを整えて根本改善をサポート

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だいご接骨院

〒601-1354

京都市伏見区醍醐構口町25-8

TEL:075-571-5510

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