9月から日曜日は休診となっています。ただいまリニューアル中

枕と腰痛の関係|京都市伏見区・醍醐のだいご接骨院

はじめに

「寝ても疲れが取れない」「朝起きると腰が痛い」

このような悩みをお持ちではありませんか?

腰痛の原因と聞くと“姿勢”や“筋肉の硬さ”を思い浮かべる方が多いですが、

実は**枕(まくら)**も腰の痛みに深く関係しています。

この記事では、「なぜ枕が腰痛の原因になるのか?」「どんな枕を選べばいいのか?」を、接骨院の専門的な視点からわかりやすく解説します。

枕が腰痛に関係する3つの理由

1. 寝姿勢のバランスが崩れる

枕の高さが合っていないと、首の角度が不自然になり、背骨全体のカーブ(S字)が崩れます。

その結果、腰にかかる負担が増えてしまうのです。

  • 高すぎる枕 → 首が前に傾き、背中が丸くなる(猫背姿勢)
  • 低すぎる枕 → 首が反り、腰が反り腰気味になる

どちらも腰痛の原因になります。

2. 寝返りがしづらくなる

合わない枕は、頭や首が固定されすぎて寝返りの回数が減る傾向にあります。

寝返りは、睡眠中に体の歪みをリセットするためにとても大切な動き。

寝返りが減ると同じ筋肉に負担がかかり、朝起きたときの腰痛につながります。

3. 呼吸が浅くなり、体幹の安定が失われる

高すぎる枕であごが引けた姿勢になると、胸の動きが制限されて呼吸が浅くなります。

呼吸が浅くなるとお腹の深い筋肉(腹横筋)が働きにくくなり、腰を支える力が弱まるのです。

つまり、枕の高さひとつで呼吸・姿勢・体幹の安定まで影響します。

理想的な枕の高さとは?

一般的には、仰向けで寝たときに首と背中のラインが自然なS字を保てる高さが理想です。

目安としては、

  • 仰向けのときにあごが軽く引けている
  • 横向きのときに頭から背骨までが一直線になる

これらを満たす枕が理想的です。

素材としては、沈み込みすぎない「低反発+高反発のハイブリッドタイプ」や「オーダーメイド枕」がおすすめです。

枕チェックリスト

以下の項目に当てはまる方は、枕が原因で腰痛が起きている可能性があります。

  • 朝起きると腰が痛い、重だるい
  • 寝返りを打つたびに目が覚める
  • 起床時に首や肩もこっている
  • 日中の姿勢が前かがみになりやすい

当てはまる数が多いほど、枕の見直しが必要です。

自宅でできる改善ポイント

  1. タオルで高さを調整する
     低すぎる枕はタオルを折り重ねて、首の後ろを軽く支えるように。
  2. 寝返りをしやすい環境をつくる
     マットレスも柔らかすぎると体が沈んで寝返りが減ります。
     適度な硬さの寝具を選びましょう。
  3. 寝る前に軽くストレッチ
     寝る前に腰やお尻まわりを伸ばしておくと、筋肉がほぐれ、寝姿勢が安定します。

当院の考え方とアプローチ

だいご接骨院では、枕や寝姿勢の相談も含めた**“トータルケア”**を行っています。

  • 筋肉治療で硬さを取り除く
  • 骨盤・背骨の歪みを整える
  • 呼吸と体幹の安定をつくる指導
  • 枕・寝具の選び方アドバイス

「朝起きると腰が痛い」「寝ても疲れが取れない」

そんな方は、枕の高さだけでなく“体の使い方”も見直すことが改善への近道です。

まとめ

  • 枕の高さが合わないと、首だけでなく腰にも負担がかかる
  • 寝返りが減ると筋肉がこわばり、朝の腰痛につながる
  • 理想の枕は背骨のS字カーブを保てる高さ
  • 当院では寝具・姿勢・呼吸まで含めた根本ケアを行っています

📩 ご予約・ご相談はこちら

だいご接骨院

〒601-1354

京都市伏見区醍醐構口町25-8

TEL:075-571-5510

ブログカテゴリー

アーカイブ