枕と腰痛の関係|京都市伏見区・醍醐のだいご接骨院
はじめに
「寝ても疲れが取れない」「朝起きると腰が痛い」
このような悩みをお持ちではありませんか?
腰痛の原因と聞くと“姿勢”や“筋肉の硬さ”を思い浮かべる方が多いですが、
実は**枕(まくら)**も腰の痛みに深く関係しています。
この記事では、「なぜ枕が腰痛の原因になるのか?」「どんな枕を選べばいいのか?」を、接骨院の専門的な視点からわかりやすく解説します。
枕が腰痛に関係する3つの理由
1. 寝姿勢のバランスが崩れる
枕の高さが合っていないと、首の角度が不自然になり、背骨全体のカーブ(S字)が崩れます。
その結果、腰にかかる負担が増えてしまうのです。
- 高すぎる枕 → 首が前に傾き、背中が丸くなる(猫背姿勢)
- 低すぎる枕 → 首が反り、腰が反り腰気味になる
どちらも腰痛の原因になります。
2. 寝返りがしづらくなる
合わない枕は、頭や首が固定されすぎて寝返りの回数が減る傾向にあります。
寝返りは、睡眠中に体の歪みをリセットするためにとても大切な動き。
寝返りが減ると同じ筋肉に負担がかかり、朝起きたときの腰痛につながります。
3. 呼吸が浅くなり、体幹の安定が失われる
高すぎる枕であごが引けた姿勢になると、胸の動きが制限されて呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなるとお腹の深い筋肉(腹横筋)が働きにくくなり、腰を支える力が弱まるのです。
つまり、枕の高さひとつで呼吸・姿勢・体幹の安定まで影響します。
理想的な枕の高さとは?
一般的には、仰向けで寝たときに首と背中のラインが自然なS字を保てる高さが理想です。
目安としては、
- 仰向けのときにあごが軽く引けている
- 横向きのときに頭から背骨までが一直線になる
これらを満たす枕が理想的です。
素材としては、沈み込みすぎない「低反発+高反発のハイブリッドタイプ」や「オーダーメイド枕」がおすすめです。
枕チェックリスト
以下の項目に当てはまる方は、枕が原因で腰痛が起きている可能性があります。
- 朝起きると腰が痛い、重だるい
- 寝返りを打つたびに目が覚める
- 起床時に首や肩もこっている
- 日中の姿勢が前かがみになりやすい
当てはまる数が多いほど、枕の見直しが必要です。
自宅でできる改善ポイント
- タオルで高さを調整する
 低すぎる枕はタオルを折り重ねて、首の後ろを軽く支えるように。
- 寝返りをしやすい環境をつくる
 マットレスも柔らかすぎると体が沈んで寝返りが減ります。
 適度な硬さの寝具を選びましょう。
- 寝る前に軽くストレッチ
 寝る前に腰やお尻まわりを伸ばしておくと、筋肉がほぐれ、寝姿勢が安定します。
当院の考え方とアプローチ
だいご接骨院では、枕や寝姿勢の相談も含めた**“トータルケア”**を行っています。
- 筋肉治療で硬さを取り除く
- 骨盤・背骨の歪みを整える
- 呼吸と体幹の安定をつくる指導
- 枕・寝具の選び方アドバイス
「朝起きると腰が痛い」「寝ても疲れが取れない」
そんな方は、枕の高さだけでなく“体の使い方”も見直すことが改善への近道です。
まとめ
- 枕の高さが合わないと、首だけでなく腰にも負担がかかる
- 寝返りが減ると筋肉がこわばり、朝の腰痛につながる
- 理想の枕は背骨のS字カーブを保てる高さ
- 当院では寝具・姿勢・呼吸まで含めた根本ケアを行っています
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