むち打ちとストレートネックの関係性を解説
「むち打ち」と「ストレートネック」、別のものと思っていませんか?
交通事故の後、「首が痛い」「肩こりがひどい」「頭痛や吐き気が続く」といった症状がある方は要注意。
その不調の背景には「むち打ち(頸椎捻挫)」と「ストレートネック」が同時に起きている可能性があります。
一見別々の症状に見えますが、この2つには密接な関係があるのです。
むち打ちとは?
**むち打ち症(頸椎捻挫)**とは、交通事故や急激な衝撃で首が前後に大きくしなることで、
首の筋肉・靭帯・神経などが傷つき、痛みや不調が現れる状態です。
主な症状は:
- 首の痛み・重だるさ
- 肩や背中のこり
- 頭痛・めまい・吐き気
- 手のしびれや力の入りにくさ
- 倦怠感や集中力の低下
症状は事故直後ではなく、数日〜数週間後に出ることもあります。
ストレートネックとは?
通常、首の骨(頸椎)はゆるやかな前弯カーブ(S字)を描いており、頭の重みを分散する役割を持っています。
しかし、スマホの長時間使用や猫背、衝撃などによりそのカーブが失われて首が真っすぐになる状態を「ストレートネック」と呼びます。
ストレートネックになると:
- 首・肩の筋肉に負担がかかりやすい
- 血流や神経の流れが悪くなる
- 自律神経の不調を引き起こすことも
むち打ちがストレートネックを引き起こす?
実は、事故の衝撃で首のカーブが消失することがある
むち打ちによって首が強制的に前後に揺さぶられると、頸椎の並びやカーブが崩れてしまうことがあります。
このとき、首のカーブ(前弯)が失われた状態=ストレートネックに変化してしまうのです。
つまり、事故後にむち打ちのような症状が続いている方は、ストレートネックも同時に発症している可能性があるということです。
ストレートネックがむち打ち症状を悪化させることも
逆に、事故前からストレートネック傾向だった方は、衝撃をうまく吸収できず、むち打ちによるダメージが大きくなりやすい傾向があります。
本来の首のカーブがある人なら衝撃をうまく分散できますが、
ストレートネックの人はそのクッション機能が低下しているため、筋肉や神経へのダメージが大きくなりやすいのです。
当院での対応|むち打ち+ストレートネックへのアプローチ
だいご接骨院では、交通事故後のむち打ち・ストレートネックの症状に対して、以下のようなアプローチを行っています:
- 頸椎のカーブを回復させる手技療法
- 姿勢・重心・呼吸の調整による根本改善
- 筋肉の深層部にアプローチできる特殊電気施術(エグゼトロン)
- 日常生活での姿勢アドバイスやセルフケア指導
単に痛みを和らげるだけでなく、再発予防や根本的なバランスの回復を重視しています。
まとめ:事故後の首の違和感、放っておかずに早めのチェックを
交通事故後のむち打ちは、一見軽い症状に見えても、ストレートネックや姿勢の問題が隠れていることが多くあります。
早期の対応が後遺症の予防につながりますので、少しでも首や肩に違和感がある方は、まずはご相談ください。
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